とりあえずFS2020の更新をきっかけにしたスクリーンショット撮影で自分のシーナリーを入れてないデフォルト東京を久々に遊覧飛行。
FS2020デフォルトの東京は地図データベースの関係から約8年前となる2014年から2015年にかけての風景で止まってます。
思い出せば確かにこの頃ドライブでお台場へ向かう途中通ってた道路の周辺はフライトシミュレーター内と同じく更地、オリンピック選手村
(後の晴海フラッグ)予定地の晴海や中央卸売市場予定地の豊洲にも当時何もありませんでした。逆にシミュレーター内のデフォルト東京には
豊洲移転前の築地市場がしっかり建ってたりなど、10年経たってないにもかかわらず土地勘があればあるほど東京の変化を大きく感じます。
タワーマンション中心に高層ビルの数も増えた今の東京を再現するのに自作シーナリーで建物を追加してますが、敢えて自分のシーナリーを
入れず東京オリンピック開催前のコロナ渦もまだ起きてないマッタリとした東京情景、レトロな感覚 (無理やり例えるなら九龍城や啓徳空港
があった頃の香港みたいな世界線、パラレルワールド)を味わいながら飛ぶのも悪くないなと思いました。

こちらは東京シーナリーに追加したFS2020デフォルト東京に存在しない主な建物 (一部トリビア付)のリストです。

一通りの更新を終え自作シーナリーを入れてFS2020の東京を今現在の姿に戻しました。とは言っても麻布台ヒルズの
タワーが未完成でクレーンが載ったままの状態だったりで最新の状態ではありません。
Z790 & Windows11環境を構築後にCG作成ソフトの整備を終えて建物の追加更新は何時でも可能ながら、間隔を一旦
空けると他に関心が移ったりして少し作る事から離れてしまい、そうこうしてるうちに東京の変化する速さに追いつかず
という状態になりかけてます。

そんな中で自作シーナリーを戻した東京をテスト飛行してたら表示の不具合を発見。港区虎ノ門に建つ
「住友不動産虎ノ門タワー」頂上部のテクスチャーが一部真っ黒になってるのを発見。

更にはレインボーブリッジの道路継ぎ目部分にも不備が。

という事でblenderを起動してシーナリーデータを更新しました。インストール後に動作テストはしたものの
Windows11環境下において実用でのblender起動は初となります。

余談としてシーナリー自体の修正はGmaxを使ってます。Windows11がGmax非対応で使用がかなり困難な
状況になりましたが、起動用iniファイルを弄ったり試行錯誤した結果完全に動くようになりました。
殆んどの既存自作CGデータを元々はこのソフトで作ってるのに加えて、プロ用CG作成ソフト3ds Maxの流れ
をくむGmaxが自分には一番使いやすいのでWindows11になった新環境でも残しておきたかったのです。

とりあえず表示の不具合等バグ修正のみですが東京シーナリーとレインボーブリッジを更新しました。

2023年6月に実物のビルが竣工 (グランドオープンは2023年11月の予定)したもののFS内では建設途中の状態だった
「麻布台ヒルズ森JPタワー」を完成後のCGに改修しました。

こちらはビル改修の差し替え作業工程。まずはクレーンが載ったまま未完成の状態だった建物に屋上を完成させた
CGを重ねてから未完成側のCGを撤去、そして新しいCGに壁面テクスチャーを配置という手順になります。

同じく隣接の麻布台ヒルズレジデンスA棟を竣工後のCGに差し替え。

今回もCG自体の修正はWindows11上で動くように改造したGmaxで作業。使い易いGmaxのインターフェースは本当に
捨て難いです。
本来は殆んど同じインターフェースを持ったWin11対応の作成ソフト、マイクロソフトもSDKでFS2020のCG作成に推奨
してるGmax上位の3ds Maxを買えば解決する案件。ただどう考えても高価な3ds Maxの購入はFSシーナリー制作でしか
使ってない自分にとってコスパ悪すぎです。

ようやくFS2020の中でも建物が竣工しました。